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-天気予報コム-

2011年10月 6日 (木)

「ファッション性の高い製図」の講習会

夏にあった講習会の話になりますが、テーラー業界は、暑い時期は暇になりますので、各地で講習会が行なわれます。

Dscn0449_130_150今年の夏は、千葉県洋服商工業協同組合から講師の依頼があり、8月17日・18日の2日間、幕張仕事プラザ・通称「幕張テクノピラミッド」で、講習をしてきました。

テーマは「若い方とシニアのファッション性の高い製図と要点」と言うもので、一日目は若い人向けのスーツ、二日目はシニア向けのジャケットとパンツの講習をしました。

Dscn0451_130_150 内容としては、モデルさんの採寸、デザインを決めて製図を引き、パターンを作り、生地を裁断して、仮縫をして、フィッティング、パターンの補正までを行ないました。

Dscn0469_130_150 一日目のモデルさんの採寸をして、その寸法をボードに書き出し、解説をしながら、若い人向けの感覚を取り入れた製図をしていきます。

仮縫を縫い上げる途中では、平らな生地を曲面に仕上げるために大事なアイロンワーク「くせ取り」の技法を講習。

Dscn0474_130_150仮縫が完成して、いよいよモデルさんへのフィッティング。

若い人向けのパンツは、ノータックで、全体にスリムです。
股上も浅くして、すそ口の幅は20cmと細くなっています。

見苦しいシワなどはなく、上々の仕上がりとなりました。

Dscn0475_130_150Dscn0477_130_150  ジャケットは、丈を短くして、ゆとりも少なくスリムになっています。

胸の厚みにとられて、前が少し持ち上がっていますが、寸法上で反身体であったのに、製図に反身量を入れなかったためで、補正の勉強になりました。

背面は、肩の高さの違いも入れてありますので、見事に決まりました。

Dscn0481_130_150 二日目は、シニア向けのジャケット&パンツです。
モデルさんを最も格好良く見せるように、スタンダードなシルエットを目指します。

Dscn0478_130_150生地を裁断する前には、生地を広げてみて、織りムラや傷がないかをチェック。
パターンをレイアウトするときには、傷を避けたり、どうしても入ってしまうときには目立たない部分に入れたりします。

Dscn0484_130_150 Dscn0482_130_150 こちらも、仮縫が出来上がって、フィッティング。

パンツは、新合繊の難しい生地でしたが、格好良く出来ました。(写真を撮り忘れました)

ジャケットは、バランスよく、着やすく仕上がりました。
モデルさんは、スポーツマン体形で、お腹の下が少し余りましたので、ピンでつまんであります。

35度と言う猛暑の中での講習会でしたが、館山から参加された方もあり、熱心に勉強に励んだ二日間でした。

テーラーのHPはこちら

2011年8月24日 (水)

ファッションショー本番

Dsc_0478_130h_130 もう一ヵ月前の話になってしまいましたが、7月22日に、「2011 東京マスターテーラーズ コレクション」ファッションショー本番を迎えました。

会場は、市谷にある洋服会館の3階「ジェントリーホール」

テーラーが支部長を務める「全日本紳士服デザイナー協会・東部支部」「東京都洋服組合」「神奈川県洋服組合」の共催で、婦人服団体の「日本洋装協会」の協力を得ての開催です。

Dsc_0723_130_150 作品は、メンズ23点、レディス15点、合計38点が披露されました。

私の作品「シンプルカット・ケープ」は、24番目に登場。
手を一杯に広げてフロアを進みます。

Dsc_0725_130_150Dsc_0729_no24_130h_150腕を閉じればコート風、手は水平まで楽に上げられます。

ほかのメンズ作品は、ほとんどが背広型のものでしたので、大いに異彩を放って、ひときわ大きな拍手が起こりました。

Dsc_0728_130_150_2 後ろから見ると、空を飛べそうな雰囲気も・・・。

ジャケット一着分の生地を、そのまま裁断せずに使っていますので、まさに「シンプルカット=単純な裁断」そのものです。

ステンカラーの衿がついていますので、「きもの」の様に平らには畳めませんが、掛けておく時は、洋服のハンガーよりも、きもの用のまっすぐな衣紋掛けのほうが良さそうです。

Dsc_0736_130_160ファッションショーの全作品38点は、こちらのページをご覧ください。

2011年6月30日 (木)

ファッションショー作品の仮縫い・2回目

Dscn0295_130_140 6月20日にファッションショーの2回目の仮縫いがありました。
1回目の仮縫いはシーチングで行ないましたが、今回は本番の生地を使っています。

この2回目の仮縫いは、「中縫い」と呼ばれて、一般的には、仮縫いから本縫い作業を進めて、かなり出来上がりに近い状態で行なうことが多いのですが、私は、いつも2回目の「仮縫い」として行なっています。

Dscn0296_130_140 というのは、本縫い作業を進めてしまうと、もし直したいところが出ても、もう思い切った修正が出来ないからです。

仮縫いの状態でしたら、まだ生地を平らに戻すことが出来ますので、パターンを修正後に、裁断しなおすことが出来ます。

生地は、神田にある生地屋さん吉村(株)で購入した、ドーメル・パリ製のタータンチェック。
Dscn0294_130_140 格子が正方形ですので、縦と横で変化がなく、今回のようなシンプルカットのケープには好都合です。

生地が不足する袖先とフロントには、礼服地の黒ドスキンをあしらいました。
衿も黒になる予定です。

1回目の仮縫いで、フロントの裾が重なり気味(専門用語で「拝む」という状態)でしたのでパターンを修正、今回は素直に重なるようになりました。

Dscn0298_130_150 手を水平に上げますと、このケープが1枚の布で出来ていることが良く分かります。

肩に縫い目を入れますと、体によりフィットしてくるのですが、今回はあくまでも「シンプル・カット」にこだわって、縫い目を入れずに、生地が自然に垂れ下がるドレープを重視してみました。

Dscn0299_130_150 これから、細かな部分についてパターンを修正して、本縫いにかかることになります。
衿の部分を除けば、あくまでも平らな生地を平らに仕立て上げるだけですので、熟練の技を発揮するところは、多くはありません。

2011年5月22日 (日)

ファッションショーの採寸と仮縫い

テーラーが所属しています「全日本紳士服デザイナー協会」では、東京都洋服商工協同組合と共催で、7月22日にファッションショーを開催することになり、5月6日にモデルの採寸、5月20日に第1回の仮縫いを行ないました。

Dscn0083_130_150 モデルは若い二人で、左が「森岡モデル」、右が「AOIモデル」で、両人とも身長は187センチの長身。

私のモデルは森岡モデルでしたので、いつもお客様を採寸するときと同じ要領で、採寸をしていきました。

Dscn0085_130_140まず、モデルの後ろから、「総丈」、「上着丈」、「背丈」、「肩幅」、「背幅」、「袖丈」、「裄丈」を測ります。

前から測るところは、「胸幅」、「胸囲(B)」、「腰囲(W)」、「尻囲(H)」です。

側面から測るところは、「ズボン総丈」、「股下」で、「股上」は総丈から股下を引き算して求めます。

Dscn0091_130_140更に、側面からは、「首入り」、「腰入り」、「尻入り」を測り、姿勢がどのようになっているかを把握します。

最後に胸から上の肩周りを観察します。

「鎌深」は、シャツの衿の付け根からBまでの距離。

それに対して「前鎌」も測り、姿勢が胸を張っているのか、あるいは猫背なのかを判定します。

Dscn0089_130_140_2 肩周りでもう一つ重要なのは、肩の傾斜です。
この傾斜が、左右均等の人はほとんどいませんで、どちらかの肩が上がっていたり、下がっていたりします。

このモデルさんでも、左右では少し肩の表情が違います。

Dscn0162_130_150 このように、詳細に寸法を測りましたが、今回、私が目指したのは「シンプル・カッティング」。

縫い目を無くして、生地が自然に垂れてドレープを創ることを目指したケープを創ってみました。

Dscn0163_130_150 日本の「きもの」も、一種の「シンプル・カッティング」。
縫い目は直線で、畳めば平らになります。

1回目の仮縫いは、「シーチング」という仮縫い用の綿の生地を使っていますが、狙ったイメージに近い仕上がりとなりました。

2011年4月12日 (火)

2011 春の洋服まつり

3月11日に東日本大震災が起こり、その後、福島第一原子力発電所で炉心溶融事故が起こりました。

まだ、多くの被災された方々が、非難生活をされています。
心よりお見舞いを申し上げます。
また、一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

04100017_130_150 そんな中でしたが、大震災から約1ヶ月が経ち、東京の計画停電も一応回避された4月9日・10日の2日間、新宿ニューシティホテルを会場に、「2011春の洋服まつり」を開催しました。

04100006_pop_130_140 今年の夏は、電力不足のためにエアコンの使用が制限されることが予想されます。

クールビズが更に進むことでしょうが、それでもスーツが必要な方に、日本お暑さを知り尽くしている「御幸毛織」が30年前から開発に取り組んでいる、極薄で軽く、通気性抜群の「シャリック」を、御幸毛織の協力を得て前面に展示をしました。

04100018_130_140 「シャリック」は、今までポリエステル混紡の素材でしたが、今年からオールウールが登場。

それに、ストレッチ性、撥水性を加えて、更に機能性がアップしています。

ご覧のように、ジャケットとしては透けても涼しげですが、ズボンの場合はシャツや下着が透けて見えるのは困りますので、裏を付けたり、濃い色の「ステテコ」をはいたりして、対応します。

04100013_130_15004100007_130  レディス・イージーオーダーのコーナーでは、カラフルな婦人服地が展示してありますが、お仕事をされるレディーには、お隣のメンズの生地を使ったスーツが人気でした。

04100014_130_150 04100011_130_140 洋服まつりでは、トータルファッションをご提案できるように、ネクタイ、オーダーワイシャツ、バッグ、それにレディス・プレタのコーナーがあります。

窓の外には、ちょうど、枝垂桜が満開でした。

テーラーのHPはこちら

2011年3月 4日 (金)

お客様が出展、スーパーマーケット・トレードショー

Dsc_0649_130_150 高知市で、ソースなどの調味料を中心とした食品メーカー「ケンショー」を経営しておられる、お客様のMさんから、「スーパーマーケット・トレードショー」の招待状をいただきましたので、行って来ました。

東京ビッグサイトの東棟を全て使った大きなイヴェントです。

出展しているのは、大食品メーカーから各県ごとの小メーカーまで、食べ物が主になっていますが、あらゆるものが揃っています。

Dsc_0652_130_140高知県エリアの一角に「ケンショー」のブースはありました。

東京で長くお住まいだったMさんが社長になられてから、商品のパッケージデザインを一新、白を基調にしたすっきりとしたラベルになりました。

お土産に「しょうが焼きのたれ」をいただきまして、早速試してみましたが、薄切りの豚肉に絡めて焼くだけで、美味しいしょうが焼きが手軽にできて、重宝しております。

Dsc_0654_130_150 写真の右側に写っている「てり焼きのたれ」は、3月からの新発売で、新宿・伊勢丹での独占販売です。

伊勢丹に行かれた方は、ぜひ探してみてください。

テラーのHPはこちら  http://www.tailor-itami.com/

2011年2月20日 (日)

秩父・札所一番・旅籠一番へ

テーラーの所属している「東京都洋服商工協同組合・文京支部」では、1年おきに新年会をかねた旅行をしています。

今年は、私テーラーが幹事でしたので、WEBを駆使してよい温泉と良い旅館はないかと探し、秩父の札所34箇所のうちの札所一番・四萬部寺(シマブジ)の門前宿として、江戸時代から続く「旅籠一番」に行くことにしました。

2月6日の午後、西武池袋駅に集合、一行13人は、特急ニューレッドアロー「ちちぶ17号」で一路秩父を目指しました。

Dsc_0613_130_150 1時間20分ほどで西武秩父駅に到着。

そこからはタクシーに分乗して約10分、秩父札所一番・四萬部寺に着きました。

Dsc_0616_130_150山門の階段を登ると、正面に本堂、左手に鐘楼と納経堂があります。

この本堂は、やや縦長な印象が特徴、札所の中では唯一、県の重要文化財になっています。

Dsc_0612_130_160お寺の説明は、こちらの立て札に詳しく書いてありますので、写真をクリックして大きくしてお読みください。

旅籠一番は、札所の山門の前にあります。

Dsc_0646_130_150_3 温泉は、檜の香りのするこじんまりとした湯船に肌に良いお湯、扉の外の露天風呂も快適です。

新年会の宴会は、別棟の歴史を感じさせる広間で、地の野菜をふんだんに使ったお料理、地元産の鴨、牛肉、鮎、キノコなど、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、順に供される十数品の料理と地酒を堪能しました。

〆に出た地粉を使った手打ちうどんも絶品でした。

普通の宴会旅館で供される、室温になってしまった刺身や冷えた天ぷらなど食べたくない、という一心で、探した甲斐があったというものです。

2011年2月 9日 (水)

前田みねり ヴァイオリンリサイタル

大学時代からの友人でもあり、お客様でもある前田憲男さんのお嬢さん、前田みねりさんのヴァイオリンリサイタルがありましたので、2月5日の夕方、聴きに行ってきました。

02050001_34_130_140会場は、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅からダイレクトに入れる、泉ガーデンタワー34階にある「オフィス設計ホール」。

そのホールは、二方がガラス張りになっていて、お隣のアークヒルズを見下ろすような、見晴らしの良い場所にあります。

02050003_130こちらは、開演前の演奏会場の様子。

もう一方の側からは、東京タワーのてっぺんが見えているという、オープンなイメージのホールになっています。

今回のリサイタルのテーマは、「DANCE! DANCE! DANCE!」、踊りにまつわる曲が主役です。

02050011_130_150 アンコール2曲を入れて10曲が演奏されましたが、前半は、バルトーク作曲「ルーマニアンダンス」と、フランク作曲「ヴァイオリンソナタ」。

フランクのソナタは有名な曲ですので、ちょっとのミスでも分かってしまうのが辛いところ。
みねりさんの演奏は、まだ荒削りなところもありましたが、これからが楽しみです。

02050009_130_140 休憩のころには外はすっかり暗くなり、東京タワーがきれいでした。

後半は、小品が6曲。
ゆったりとした曲と、超絶技巧を駆使した曲が演奏されました。

02050028_130_150サラサーテ作曲「サパテアード」や、パッツィーニ作曲の「妖精の踊り」などは、左手のピチカートや重音を弾きながらのトリル、飛び跳ねる弓使い、難易度の高いヴァイオリンの技法を見事にこなして、聴衆を魅了、大きな拍手が沸きあがりました。

2008年2月の第1回リサイタルから3年、一段と成長したみねりさんの演奏を楽しませていただきました。

前田みねりさんのHPはこちら   http://www.maedamineri.com/

ブログもこちら  http://ameblo.jp/mineri3/

お父様の前田憲男さんは、最近、音の出る本「声が聞こえる! カエルハンドブック」を出版しました。    
こちらをご覧ください    http://bun-ichi.seesaa.net/article/145878883.html

私、テーラーのHPはこちら    http://www.tailor-itami.com/

2011年2月 5日 (土)

フランスとイタリアの展示会に行ってきました

毎年、1月から2月にかけては、今年の秋・冬のコレクション展示会があります。

Dsc_0238_130_150 1月14日には、新宿のホテル・ヒルトン東京で行なわれた「モード・イン・フランス展」に行きました。

フランスのレディス・ウェアがほとんどですが、一部にイギリス、スペインなどからの出品も見られます。

Dsc_0236_130_150 ホテルの2フロアを使って、約50社のメーカーが出展をしており、中心はレディス・プレタポルテ。
それに、マフラーや手袋、帽子などの洋品類、そしてバッグやアクセサリーの出展がありました。

110114_130_160 こちらは、パリの「エヴァ・トラララ」というアトリエからいただいたカタログに載っている作品です。
写真のように、異素材使いのコーディネートが、他のメーカーの作品にも多く見られました。

110114_2_130_160 この写真も同じカタログからの作品です。

生地とニットの組み合わせも、いくつかのメーカーの作品に見られた特徴です。

Dsc_0610_130_150 2月3日には、恵比寿のウェスティン・ホテル東京で開催された「第38回モーダ・イタリア展」に行きました。

こちらは、6階から10階までを使っており、そのうち6~8階がアパレル、9階がバッグ、10階がシューズというふうに分かれて、全体で100社くらいの出展です。

110203_130_160 メンズで目を引いたのは、パルマのメーカーで、「クラッセ・ドゥカーレ」。
部屋の正面に、赤いチェックのタキシードが飾ってあったので、目立ちました。
生地の赤と拝絹の黒が良く調和して、イタリアのフォーマル・シーンからカジュアル・コーディネートまでを提案していました。

Dsc_0608_130h_150 メンズのジャケットでは、裏ナシの仕立てや、生地1枚だけでエッジをトリミングした一重仕立ても見かけました。

レディスで目を引いたのは、ミラノの「ロベルト・アヴォーリオ」で、ダブルフェイスのカシミヤや細番手のウール素材を、見事な作品に仕上げていました。

ダブルフェイスの仕立ては、全てが手縫いで、ミシンは一切使用していないそうです。

Dsc_0609_130_150 ボタン穴は、ミシンでの穴かがりのものもありましたが、こちらの写真の穴は、熟練工の手作業で、見事の一言。芸術作品といってもよいほどです。

イタリアでも、このような仕事のできる熟練工が少なくなっているとの悩みもあるそうです。

そのほかには、シャツやブラウス、帽子やストール、アクセサリー、傘、革製品など、イタリアならではの感性豊かな作品があり、大いに目の保養になりました。

2010年11月 7日 (日)

野田の「上花輪歴史館」のカーテンを水洗い②

ずいぶん長いことご無沙汰をしてしまいました。

この間、6月には洋服組合や全日本紳士服デザイナー協会の総会、7月からはワイズメンズクラブ国際大会の準備作業、8月はパシフィコ横浜での4日間にわたるワイズメンズクラブ国際大会開催、9月はデザイナー協会の講習会、10月は洋服組合のレクリエーションなど、テーラーの本業以外の仕事が忙しく、ブログを書く余裕を無くしておりました。

このタイトルも、①のままになっておりましたが、ようやく②が登場です。

Dsc_0542_130_140水洗いに預かりましたのは、窓3箇所分、それぞれに重厚な西陣織のカーテン2枚とレースのカーテン2枚づつ、合計12枚。
それに、カーテン上部の装飾用のベルベットの幕2枚。

Dsc_0544_130_140 長年にわたって使われていたカーテンには、日光によるヤケ、染み、それに埃も付いていました。
まずは、表面に付いている埃を、掃除機で吸い取ることにしました。
これには、「ふとん用ノズル」が役に立ちました。

Dsc_0548_130_140 Dsc_0550_130_140 次に、汚れのひどい場所や、染みのついている場所に、濃い洗剤液を塗っていきます。
塗り終わったら、縦に長く折ってから、ロール状に丸めていき、俵型のネットに入れて洗濯機に入れます。

Dsc_0560_130_140 まずは、洗剤を溶いた液に「浸け置き洗い」。
15分ほど置いておきましたら、洗剤液が濃い茶色に変わって、汚れが落ちてきました。

Dsc_0564_130_140一度すすぎをして、軽く脱水してから、もう一度洗剤液を入れて、2回目の洗いを行います。
今度は、泡が出てきましたし、1度目ほど洗剤液の色は濃くなりません。

Dsc_0569_130_140 3回ほどすすぎを行なって、軽く脱水をして、干しました。
濡れているときの生地は、縮んでいますが、完全に乾くと元の寸法に戻ってきます。

全体にアイロンでプレスをしますと、色艶が良くなって、見事な織り柄が浮き出してきました。

洗濯前は、取り扱っているだけで手が黒くなりましたが、もう、どれだけ触っても大丈夫です。

Dsc_0571_130_140 Dsc_0576_130_140 一方、ベルベットの幕は、丸ブラシで埃を吸い取り、洗剤液に浸け込み洗いをします。
こちらも、洗剤液が濃い茶色になりました。

Dsc_0580_130_140 すすぎをして、脱水して、干すことは、カーテンと同じです。

Dsc_0635_130_140 プレスは、そのままアイロンをかけますと、ベルベットの毛が寝てしまいますので、「ピンボード」という特別な道具を使って、プレスをして、馬毛の洋服ブラシで毛並みを整えます。

上花輪歴史館」は、今秋にリニューアル・オープンの予定でしたが、建物や内装の改装工事がまだ続いており、今のところ来春(2011年)にオープンの予定になっています。

テーラーのHPはこちら

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